和歌山県白浜町長が町議を提訴 名誉毀損で損害賠償などを請求

和歌山県白浜町長の大江康弘氏は30日、町議の溝口耕太郎氏から事実と異なる情報を流布され名誉を傷つけられたとして、損害賠償などを求める訴訟を和歌山地裁田辺支部に起こしたことを明らかにしました。町としての訴訟ではないため、費用は私費で負担します。

大江氏によると、町が実証事業として白良浜に設置しているカフェに関し、溝口氏が「町長が業者からお金をもらっている」などの事実ではない情報を町民に流布したと主張しています。ある町民から大江氏へ「業者から利益供与を受けたのか」と尋ねる質問状が届いたとしており、公人である議員の発言は事実として受け止められやすく広がるため、その責任は重いと指摘しました。

訴状は9月9日付で、約140万円の支払いや新聞への謝罪広告の掲載を求めています。提訴に至った理由について大江氏は、事業への賛否の議論はあってしかるべきとしながらも、一般の町民から直接問われる事態となり看過できないため司法の判断を委ねたいと説明しています。

一方、溝口氏は取材に対し、現時点ではコメントを差し控えるとしています。