自然学習体験の宿泊行事で小学生の男児に性的暴行を加え、スマートフォンで動画を撮影したなどとして、埼玉県警少年課と熊谷署の合同捜査班は1日、不同意性交、不同意わいせつ、性的姿態撮影処罰法違反、児童ポルノ禁止法違反(製造)の疑いで、埼玉県所沢市泉町に住む元保育士で無職の結城宏斗容疑者(23)を逮捕しました。結城容疑者は「間違いありません」と述べ、容疑を認めています。
逮捕容疑は、2025年8月1日、長野県白馬村のホテルで、就寝中の10歳未満の小学生男児に対し性的暴行を加えるとともに、その様子をスマートフォンで動画撮影した疑いです。さらに翌8月2日にも、同じ男児に対し体を触るなどのわいせつな行為をし、スマートフォンで動画撮影を行って児童ポルノを製造した疑いが持たれています。
埼玉県警によりますと、被害に遭った男児は民間会社が企画した2泊3日の自然体験学習イベントに参加していました。当日は小学生15人が参加しており、結城容疑者を含む4人が引率ボランティアとして同行していました。結城容疑者と被害男児は同じ部屋に宿泊しており、就寝中に犯行に及んだとみられています。なお、結城容疑者は当時、東京都内の保育園で保育士として勤務していましたが、事件後に自主退職しています。
埼玉県警が別の容疑者による事件を捜査していた際、交流サイト(SNS)上で結城容疑者と性的な動画を提供し合っていることを確認しました。5月8日に結城容疑者の自宅を捜索した際に押収したスマートフォンを解析し、今回の容疑を特定したということです。
押収されたスマートフォンからは児童の性的な動画などが1000点以上発見されており、埼玉県警は他者との動画共有の状況や余罪について調べを進めています。

