日本原子力研究開発機構の研究支援サイトに不正アクセス 利用者175人の個人情報漏えい

日本原子力研究開発機構は10月1日、運用する研究支援サイトへの不正アクセスにより、利用者175人分の個人情報が漏えいしたと発表しました。

この研究支援サイトは、茨城県東海村にある原子力科学研究所の研究用原子炉「JRR-3」の施設利用手続きに用いられています。9月25日に不正アクセスが確認され、登録ファイル2419件が外部からダウンロードされたことが判明しました。

ダウンロードされたファイルのうち、個人情報が含まれていたのは367件で、該当する利用者は175人分となります。内訳は、顔写真付き身分証明書の画像が200件、放射線業務の特殊健康診断結果が146件、放射線業務従事者証明書が21件となっており、重複して該当する利用者が含まれています。また、身分証明書のうち6人分にはマイナンバーが含まれていました。

機構によりますと、サイトの利用者アカウント情報や登録フォームの氏名は漏えいしておらず、同サイトは機構内の業務ネットワークから独立しているため、他システムへの影響はないとしています。対象者への個別連絡を進めるとともに、個人情報保護委員会や関係官庁、警察に報告および相談を行ったということです。