東京都多摩市選挙管理委員会は2日、4月に行われた市議補選(改選数4)で初当選した自民党公認の伊集院聡氏(47)について、公職選挙法が定める市内での居住実態がないとして、当選を無効とする決定を発表しました。同市選管によりますと、伊集院氏は1月13日に市外から同市にある母の住所へ転入届を提出し、4月12日の市議補選に立候補していました。選挙後に市民から異議申し立てがあり、選管が審査を進めていました。
公職選挙法では、立候補の要件として投票日まで継続して3カ月以上、市内に住んでいることが定められています。同市選管が1月12日から4月12日までの電気やガスの使用状況などを調査した結果、居住の実態はないと判断されました。
伊集院氏は同市議会議長へ「一身上の都合」を理由とする辞職届を提出し、8月18日付で辞職しています。今回の決定から21日以内に東京都選挙管理委員会へ不服申し立てを行わなければ当選無効が確定し、次点だった候補者が要件を満たしていれば繰り上げ当選となります。

