東京都に所在する学校法人暁星学園は2026年10月3日、同法人が設置する暁星高等学校で昨年7月に発生したフランス語語学研修中の事故について、詳細調査委員会による詳細調査報告書の全文(65ページ)を公表しました。
学園は、安全管理体制の不備によって生徒の命を失わせたことに対し、青木勲理事長および教職員一同による重い責任の自覚と、遺族や生徒、保護者、関係者への謝罪を表明しました。遺族の要望を踏まえて同年11月5日付で詳細調査委員会を設置し、本年4月30日付で同委員会から報告書を受領したとしています。
報告書において、危機管理意識や危機管理体制の不十分さが事故の最大の原因であると言及されたことを受け、学園は事故のすべての責任が自らにあるとして重ねて謝罪しました。再発防止に向け、本年6月に安全委員会を立ち上げ、安全管理体制の早期構築に努める方針です。
なお、公表された報告書は遺族との協議を踏まえ、亡くなった生徒を「被害生徒」と表記しているほか、個人情報やプライバシー保護の観点から氏名、会社名、各生徒、教職員についてアルファベット等に加工表記され、一部で墨消しや削除が行われています。あわせて学園側は、関係者の特定につながる行為や取材を控えるよう呼びかけています。


