小松市議会で最大会派代表が居眠りし反対扱いに 薬の服用と釈明

石川県小松市議会定例会の最終日に行われた議案採決で、最大会派「会派自民」の表靖二代表が居眠りをして起立せず、「反対」の意思表示の扱いとなる事態があり、波紋を呼んでいます。今回の採決対象には、同市が2030年の開館を目指している「未来型図書館」の施設費174億4500万円の債務負担行為を含む補正予算案など、計3件の議案が含まれていました。

表氏は2日に行われたこれら3件の議案の採決で起立せず、反対票として扱われました。反対したのは表氏と共産の橋本米子氏の2人で、残る18人の賛成多数により各議案は可決されました。議会関係者からは、これまでの未来型図書館に対する批判的な言動の本心が出たのではないかと見る向きも出ています。

採決後に眠っていたことに気付いたという表氏は、「風邪気味で議会前に薬を飲んだら眠ってしまった。我ながら恥ずべき行為で、反省している」と釈明しています。同氏は閉会後、越田幸宏副市長と南藤陽一議長に対して陳謝を行いました。

一方、議案に賛成した市議の一人は、昨年度決算の認定も含めて市にとって重要な予算案が多いと指摘した上で、反対扱いとなった事態に驚きを示し、議員としての見識が問われるとの考えを述べています。