高知県田野町が行方不明になる騒動を起こした職員を懲戒処分 町長らも給料減額へ | 公務員ニュース

高知県田野町が行方不明になる騒動を起こした職員を懲戒処分 町長らも給料減額へ

高知県田野町は2026年5月29日、上司の決裁を得ずに不適切な事務処理を行い、その後一時行方不明になる騒動を起こしたとして、産業建設課の男性主監(50歳)を減給10分の1(5か月)の懲戒処分にしたと発表しました。また、監理監督責任を問い、同課の男性課長(47歳)を戒告の懲戒処分としました。

町によりますと、男性主監は2024年6月から2026年3月にかけて、自身が担当する農業関係の交付金事務において、本来必要となる上司の承認を得ないまま12件の事務処理を行っていました。2026年3月17日に課長が業務の進捗に疑問を持ったことから事案が発覚しました。男性主監は、他の業務を優先する中で相手方から催促を受け、手続きを省略してしまったという趣旨の説明をしているとのことです。なお、一連の事務処理における交付金の不正受給や架空請求などは確認されておらず、町民への影響もないとしています。

さらに、町による調査が進行していた2026年4月2日の夜から4日にかけて、この男性主監が行方不明になる事案が発生しました。このうち4月3日の金曜日午後は無断欠勤(午前は事前申請による休暇)となり、警察や消防、地域住民による捜索活動が行われました。町は公務に対する信頼を損ねたとしてこの騒動も処分の理由に挙げていますが、行方不明になった具体的な動機については公表していません。

田野町はこの処分を重く受け止め、坂本正徳町長の給料月額を10分の1(2か月)、副町長の給料月額を10分の1(1か月)それぞれ減額する条例案を、2026年6月の町議会定例会に提出する方針です。

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地方公務員懲戒・不祥事
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