名古屋市消防局で消防士長4人を懲戒処分 盗撮や文書改ざんなど

愛知県名古屋市消防局は2026年10月1日、盗撮やストーカー行為、行政文書の改ざん、路上での暴行や喧嘩などの不適切な行為があったとして、消防士長である男性職員4人を同日付で懲戒処分にしたと発表しました。

免職処分を受けたのは、消防局に所属する26歳の男性消防士長です。同職員は2026年1月1日午前0時頃、自宅アパートの下階居室内をベランダ越しにスマートフォンで撮影し、駆け付けた警察官に任意同行を求められました。その後の事情聴取により、過去にも同居室内を約10回撮影したほか、自宅に宿泊していた知人女性2人を脱衣所に設置したカメラで撮影していたことが判明しました。なお、下階居室内を撮影した行為については捜査の結果、不起訴処分となっています。また、同職員は2026年3月10日に下階居住者の女性に対するストーカー行為で警察から警告書の交付を受けたほか、別の面識のない女性に連続して声をかける行為を行い、同年6月29日にもストーカー行為による警告書の交付を受けました。

減給10分の1(6月)の懲戒処分を受けたのは、34歳の男性消防士長です。2020年度から2025年度にかけて在籍した消防署において、行政文書の未決裁処理や手抜き査察、行政文書の改ざんを行っていたことが判明しました。

また、2025年11月8日に居酒屋3店舗での飲酒後、愛知県名古屋市中区錦三丁目地内の路上で相手側との身体接触をきっかけに口論から喧嘩へ発展し、暴行や喧嘩などの不適切な行為を行ったとして、32歳の男性消防士長が減給10分の1(3月)、31歳の男性消防士長が減給10分の1(1月)の懲戒処分を受けました。

一連の処分を受け、消防局長は「市民の皆様の生命・身体・財産を守る責務を担う消防官が不祥事を起こしたことを深くお詫び申し上げます。事態を厳粛に受け止め、不祥事の撲滅に向けてコンプライアンス意識の一層の向上を図り、全職員一丸となって信頼回復に努めてまいります」とコメントしています。