岡山大学が公的研究費不正で准教授を停職処分 元非常勤職員のセクハラも認定

岡山大学(岡山県)は10月5日、公的研究費を不正に支出させたとして学術研究院教育学域の川﨑弘作准教授を停職3カ月の懲戒処分にするとともに、女性職員へセクハラ行為を行った30代の男性元非常勤職員を停職14日相当としたことを発表しました。処分および決定の年月日はともに10月1日付です。

大学によりますと、川﨑准教授は2017年度から2024年度までの間、実際の交通手段とは異なる旅費請求や、出張日程の変更手続きを怠ったことによる請求、同行学生の交通手段と異なる旅費請求などを行っていました。不正支出は計83件、合計833,310円に上り、就業規則に基づき停職3カ月の懲戒処分となりました。

また、30代の男性元非常勤職員は在籍中の2023年5月頃、女性職員の同意がないまま身体接触をするなどのハラスメント行為を行っていたということです。女性職員が大学の相談窓口へ相談したことで発覚しました。大学の聞き取りに対して元職員は行為を認めていませんが、大学は関係者らへの聞き取り調査を経てセクハラ行為を認定し、規程違反として停職14日相当の決定を通知しました。なお、被害者のプライバシー保護や二次被害防止のため、行為の詳細などは公表されていません。

大学は、研究費の管理徹底や研修の充実を図るとともに、再発防止に取り組むとしています。那須保友学長は「被害を受けられた方や関係者の皆様に深くお詫び申し上げます。今後もハラスメントを許さないという姿勢のもと、適切かつ厳正に対応してまいります」とコメントを出しています。