千葉県千葉市は10月5日、旧千葉市立海浜病院が2021年度の夜間応急診療で作成した紙のカルテ5825人分を、保存期限前に誤って廃棄したと発表しました。
9月に診療記録の開示請求への対応を進める中で、一部のカルテが見当たらなかったため調査を行ったところ、保存期間が満了した書類と誤認して廃棄していたことが判明しました。カルテの法定保存期間は5年であり、本来は2027年3月末まで保存する必要がありました。
カルテには患者の氏名や住所、生年月日のほか、傷病名や処置内容などが記載されていましたが、すでに溶解処理されており、市は個人情報の流出は確認されていないとしています。
市は担当者の思い込みによる確認漏れなどが要因であるとしており、今後は保存満了日を複数人で確認するほか、廃棄時のチェック体制を強化して再発防止に努めるとしています。
