福岡市の給食での緑茶提供に飲み残し 市長が教育委員会による今後の検討への期待を示す

福岡県福岡市の小中学校の給食において、牛乳の代替として提供された緑茶が小学校を中心に大量に飲み残された問題について、高島市長は23日の定例記者会見で、お茶の種類や提供方法に関して教育委員会で十分に検討してほしいという見解を示しました。

福岡市内の小学校では2日、給食のメニューである「サバの塩焼き」に合わせて、紙パック入りの緑茶が初めて提供されましたが、複数の小学校の特に低学年において、多くの飲み残しが発生したとのことです。

記者会見で、小学校の給食で大量の廃棄が出たことへの今後の対応方針について問われた高島市長は、子供たちがお茶の文化にあまりなじみがないという報道に驚いたとした上で、今後の対応についてはお茶の種類を変更するかどうかや、提供の方法も含めて、教育委員会が実際に運用しながら考えていくとの見方を示しました。

また、市長が牛乳ではなくお茶を飲む機会を増やすことを望んで実施された経緯について問われると、市長は、お茶には麦茶やほうじ茶、緑茶など様々な種類があると言及しました。さらに、市長部局が自由に意見交換を行う総合教育会議での議論を踏まえつつ、実際の政策への反映については、教育委員会が学校現場としっかりと協議を重ねて検討することを求めました。

市教育委員会が今後ほうじ茶や麦茶への変更を検討している一方で、家庭から持参することが多い麦茶に公費を投入することへの市民からの疑問の声について問われると、高島市長は、方針を次々に変更しているわけではなく、現在は教育委員会が月に1回の試行を行っている段階であると説明しました。その上で、1回の結果を受けてすぐに結論を述べることは影響を与える可能性があるとし、開始された取り組みの今後については、様々な意見を反映させながら教育委員会で十分に議論して決定されるべきだという考えを述べました。

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