神奈川県横浜市戸塚区にある障害者支援施設で、職員が入所者に対して「クズ」などの暴言を浴びせたり、適切な手続きをとらずに居室に閉じ込めたりしていたことが、関係者への取材で分かりました。横浜市はこれらの状況を把握しており、日常的な虐待の疑いがあるとして調査を開始しました。
問題が指摘されている施設は、同区の社会福祉法人「朝日の里」が運営する「朝日塾」です。同施設には、自傷や他害の恐れがある強度行動障害の人など、重度の知的障害者らが主に入所しています。
関係者によりますと、2026年6月下旬、トイレで排泄をしていた男性入所者に対し、職員が「出せよ」「クズが」などと暴言を浴びせていたということです。その際、トイレのドアは開けられたままの状態で、他の入所者から排泄の様子が見える環境にありました。
また同時期に、別の男性入所者を居室に隔離し、木材をつっかえ棒にして外側からドアを固定することで、内側から開けられない状態にして拘束していたことも判明しています。
これらの行為はいずれも、報道機関が入手した動画や写真で確認されているということです。
法人の理事長であり朝日塾の施設長を務める女性らは取材に対し、暴言や閉じ込めの事実を認めました。その上で、身体拘束やトイレのドアを開けたままにした対応については、「代替案を検討したい」と話しています。


