兵庫県警は20日、自宅で女性警察官にわいせつな行為をしたとして、不同意性交の疑いで南但馬署警務課の巡査長、野村勇気容疑者(25)=起訴休職中=を再逮捕した。
再逮捕容疑は昨年11月15日未明、自宅で20代の女性警察官の下半身を触るなどのわいせつな行為をした疑い。当時、自宅には友人関係にある警察官の男女3人が就寝しており、被害に気づいた女性警察官が県警に申告して発覚した。調べに対し、野村容疑者は「弁護士と話してから、話をするか決めたい」と認否を留保している。
野村容疑者は昨年11月19日、交番のトイレにスマートフォンを設置して盗撮したとして、性的姿態撮影処罰法違反容疑ですでに逮捕されていた。地検豊岡支部は同年12月、交番や自宅のトイレで女性警察官3人を盗撮した罪で同容疑者を起訴している。
県警は、職務中および私生活における一連の犯行について、事実関係の精査を進めている。
同僚への不同意性交などの罪に問われた兵庫県警元巡査長の公判が神戸地裁で開かれる
同僚の女性3人に対する不同意性交や、性的姿態撮影処罰法違反(撮影)の罪に問われている、兵庫県警の元巡査長で懲戒免職となった25歳の男の公判が12日、兵庫県神戸市にある神戸地裁で開かれました。被告人質問において男は職場での盗撮回数を問われ、起訴された1回を含めて4回ほどあると述べました。
起訴状などによりますと、男は2025年11月に兵庫県朝来市の自宅で、酒を飲んで眠っていた女性の下着に手を入れて性交したほか、2024年1月から2025年11月にかけて、警察署の交番のトイレや自宅などで女性の性的部位を盗撮したなどとされています。
被害者参加制度を利用し、性交の被害に遭った女性の代理人が出廷しました。犯行によって過呼吸になった女性と同じベッドに入ろうとした理由について、さらにわいせつな行為をする目的だったのではないかと問われた男は、その意図を否定した上で「身勝手だった」と謝罪しました。
同僚への不同意性交や盗撮の罪 兵庫県警元巡査長の男に拘禁刑5年判決 神戸地裁
同僚の女性警察官3人に対する不同意性交や性的姿態撮影処罰法違反(撮影)の罪に問われた、兵庫県神戸市西区に住む兵庫県警の元巡査長の男(26)=懲戒免職=の判決公判が18日、神戸地裁でありました。中川綾子裁判長は、男に対し拘禁刑5年(求刑拘禁刑7年)を言い渡しました。
判決などによりますと、男は2024年1月~2025年11月、警察署の交番トイレや当時の自宅脱衣所、トイレにスマートフォンを設置して女性3人を盗撮したほか、うち1人の下半身を触るなどしました。
量刑理由で中川裁判長は、アルコールの影響で眠った女性1人に対する不同意性交について、女性が犯行により過呼吸状態となった後も性的行為を継続しており悪質だと指摘しました。さらに、この女性を含む3人に対する計5件のスマートフォンでの盗撮には、録画状態を隠すアプリを起動させて脱衣所やトイレで隠し撮りするなど、大胆かつ巧妙な手口を用いており犯行態様は悪質で、規範意識の低さもうかがえると述べました。
被告が反省の態度を示し、社会的制裁を受けていることなども考慮された一方、被害者の厳しい処罰感情や、警察官に対する社会の信頼を損なった点も踏まえ、実刑は免れないと判断されました。

