宮城県名取市の発注工事を巡る官製談合疑惑で市職員ら3人を逮捕

宮城県名取市が発注した公共工事の入札を巡り、設計価格を事前に業者側へ漏らしたなどとして、宮城県警は14日、官製談合防止法違反などの疑いで名取市建設部都市計画課技術主査の佐藤源亮容疑者(32)=仙台市若林区沖野2丁目=を逮捕しました。

また、公契約関係競売等妨害などの疑いで、名取市にある建設業「グリーン企画建設」専務の加藤均容疑者(63)=仙台市泉区寺岡3丁目=と同社社員の齋藤忍(斎藤忍)容疑者(49)=宮城県柴田郡柴田町東船迫1丁目=の2人を逮捕しました。

逮捕容疑は2024年9月下旬頃から11月21日までの間、2024年11月21日に名取市が執行した「下増田第1排水区築造工事」の制限付き一般競争入札(調整池の築造工事)を巡り、佐藤容疑者が齋藤容疑者に工事の設計価格を教え、同社に落札させて公正な入札を妨害した疑いが持たれています。

佐藤容疑者は当時、名取市建設部の下水道課で工事の予算調整などの業務を担当しており、入札情報などを把握できる立場にあったということです。

宮城県警は捜査に支障があるとして、3人の認否を明かしていません。また、宮城県警は14日午後6時15分過ぎから名取市役所の家宅捜索に入りました。