国家公務員一般職試験の合格発表 女性の割合は過去2番目の水準

人事院は12日、2026年度(今年度)の国家公務員一般職試験(大卒程度)の合格者数が8425人だったと発表しました。前年度比では390人減少(または前年度8815人)となり、競争率は前年度の2.9倍から3.1倍となりました。

合格者のうち女性は3954人で、全体の46.9パーセントを占めています。前年度の4152人(47.1パーセント)に次ぎ、現行の試験体系となった2012年度以降で2番目に高い水準となりました。

試験区分別の合格者数は以下の通りです。

・行政:5618人
・教養:1627人(全体の約20パーセント)
・技術系:1180人

2025年度から導入された「教養区分」は、法律などの専門試験を課さずに企画立案力や判断力、思考力を問う試験で、他の区分より1歳若い20歳から受験が可能です。今回の教養区分における20歳の合格者は742人でした。

一方で、土木や機械、デジタルなどを担う「技術系」の合格者数は1180人で、採用予定数の1579人を3年連続で下回りました。技術系の申込者数は過去最少の2877人で、倍率は2025年度と同じ2.4倍となっています。民間企業との待遇差などが影響しているとみられており、人事院の担当者は技術系の採用が危機的な状況にあるとして、人材確保策の検討を継続する意向を示しています。

一般職全体の申込者数は前年度比3.9パーセント増(前年度比992人増)の2万6429人で、2年連続の増加となりました。2年連続の増加は10年ぶりとなります。

また、一般職とは別に実施された海上保安官や労働基準監督官などの専門職試験(大卒程度)8種類の合格者数は5078人でした。2026年度に新設された刑務官採用試験では、採用予定数66人に対して196人が合格しました。

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