神奈川県教育委員会は2026年8月12日、県立学校の教職員による不祥事について計3件の懲戒処分を実施し、概要を発表しました。対象者は教諭や校長を含む計4人で、処分内容は懲戒免職1人、停職6か月2人、戒告1人となっています。
横浜市内の県立高等学校に勤務する30代の男性教諭は、2025年8月9日から2026年2月6日までの間、自校の女子生徒計5人を私的に自家用車へ同乗させたほか、2025年12月頃から2026年1月頃までの間、校内などで女子生徒に対し児童生徒性暴力等に該当するわいせつな映像や画像を閲覧させ、不適切な発言を行いました。神奈川県教育委員会は2026年8月12日付でこの教諭を懲戒免職処分としました。なお、被害者への慎重な配慮が必要な事案であるため、県の公表基準に基づき氏名等は非公表とされています。報道によると、教諭は部活動の後にスマートフォンで映像等を見せ、「やる」「する」といった発言をしていたとされています。
また、横浜市内の県立高等学校に勤務する40代の男性総括教諭は、2025年5月2日に勤務校外で卒業生の20代女性1人に対してセクシャル・ハラスメントを行い、さらに2025年3月頃から同年夏頃までの間、勤務校の体育館等で自校の女子生徒2人に対して不適切な身体接触を行いました。神奈川県教育委員会は2026年8月12日付でこの総括教諭を停職6か月の懲戒処分としました。
湘南地区の県立高等学校に勤務する30代の男性教諭は、2025年12月29日から同年12月31日までの間、学校用の個人アカウントから生成人工知能(AI)を用いて同僚の女性職員の水着画像を作成し、放置しました。その結果、アカウントからログアウトしていなかった貸与パソコンを介して、2026年1月26日以降に生徒8人が該当画像を閲覧する事態を生じさせました。神奈川県教育委員会は2026年8月12日付でこの教諭を停職6か月の懲戒処分としました。また、被害を受けた女性職員との面談時に「加工だから」と不適切な発言を行ったとして、同校の60代の校長が2026年8月12日付で戒告処分を受けています。
今回の処分について、神奈川県教育委員会の鈴木鎮夫行政部長は、不祥事防止に取り組む中で処分を行う事態となったことについて、県民に対して謝罪のコメントを出しています。


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