【続報あり】高齢女性の通帳から現金約396万円を盗んだ疑い 元西海市議を逮捕

利用者の高齢女性の通帳を使って現金約396万円を引き出し盗んだとして、警察は20日までに、窃盗の疑いで長崎県西海市西彼町白似田郷の自営業で高齢者サポートサービス(介護サービス業)を経営する田﨑耕太容疑者(43)を逮捕しました。

発表によりますと、田﨑耕太容疑者は2026年1月8日から5月25日までの間、長崎県長崎市内の銀行など5カ所に設置されたATMで、介護サービスを担当していた長崎市内の高齢女性名義の通帳を使い、15回にわたって現金あわせて約396万円を引き出し、盗んだ疑いが持たれています。

2026年6月下旬に被害を受けた女性が交番へ「介護に来ている男から現金を盗まれた」と届け出たことから事件が発覚し、警察が防犯カメラ映像などを解析して20日午前9時40分に容疑者を逮捕しました。なお、女性は「お金をおろすよう頼んだことは間違いない」と話しています。

調べに対して田﨑耕太容疑者は「お金をおろしたことは間違いないが、頼まれてお金をおろし、手渡している」と述べ、容疑を否認しています。

田﨑耕太容疑者は元西海市議会議員で、2013年4月の同市議選で初当選して2期務めたほか、2021年と2025年の西海市長選や、2026年2月8日投開票の衆議院議員選挙長崎3区にも立候補していました。警察は余罪の有無も含めて捜査を進めています。

窃盗容疑の田﨑耕太元西海市議が処分保留で釈放 記者会見で容疑を否認

自身が経営する介護サービスの利用者の通帳から現金を盗んだとして逮捕・送検されていた長崎県西海市議会の元議員で、介護サービス業を経営する田﨑耕太氏(43)について、長崎県にある長崎地方検察庁は10日、勾留期限を迎えて処分保留で釈放しました。検察は今後、任意で捜査を続けるとしています。

田﨑元市議は、ことし2月の衆議院選挙の長崎3区に中道改革連合から立候補して落選していました。逮捕容疑は、選挙期間中を含むことし1月から5月にかけて、介護サービスを請け負っていた長崎県長崎市内の80代女性の通帳を使用し、銀行などのATMからあわせて15回にわたって現金約396万円(およそ400万円)を引き出して盗んだとされるものです。

釈放された田﨑元市議は11日午後、長崎県長崎市にある長崎県庁前の屋外で自ら記者会見を開いて取材に応じました。会見の冒頭、関係者や住民、西海市民や県民、国民に対して深くお詫びする文書を読み上げて陳謝しました。

一方で逮捕容疑については、外出が難しく認知機能に支障のある高齢女性本人から頼まれてお金を引き出したと説明しました。引き出した現金は遅くとも翌日の朝、多くの場合は当日1時間から2時間以内に通帳とともに全額返却していたと主張し、窃盗容疑を全面否定しました。長崎県警察の認識とは異なると述べています。

ただし、他人の通帳を預かって引き出しを行い、受領印などの正確な記録を残していなかった点については自身の落ち度や過失であったと認めました。また、警察からは「政治生命終わりだ」「西海市に住めなくなる」といった厳しい取り調べを受けたことも明かしました。今後は捜査に協力したうえで、検察の判断に委ねるとしています。

長崎県西海市の元市議を不起訴 介護利用者の現金窃盗容疑で逮捕処分保留

自身が経営する介護サービスの利用者の通帳から現金を盗んだとして逮捕され、その後に処分保留で釈放されていた長崎県西海市の元市議会議員について、長崎地方検察庁は8日付けで不起訴処分としました。

不起訴となったのは、長崎県西海市の元市議会議員で、ことし2月の衆議院選挙にて長崎3区から中道改革連合で立候補し落選した田崎耕太氏です。

田崎氏は、自身が経営する介護サービスの利用者の通帳を使い、現金あわせておよそ400万円を引き出して盗んだとして、ことし8月に警察に逮捕されました。その後、処分保留で釈放され、長崎地方検察庁が任意で捜査を続けていました。

長崎地方検察庁は8日付けで不起訴とし、理由については「関係する証拠の内容を踏まえた結果だ」としています。

不起訴処分の元長崎県西海市議が警察官らを特別公務員暴行陵虐などの疑いで告訴

2026年8月に窃盗の疑いで逮捕され、8日付で不起訴処分となった田崎耕太元長崎県西海市議(44)が9日午前9時ごろ、長崎地検を訪れ、長崎県警時津警察署の署長や取り調べを担当した警察官ら約10人に対する告訴状を提出しました。併せて、被害届を出した高齢女性とその家族についても告訴を行いました。

高齢者サポートサービス業を営んでいた田崎氏は、2026年1月から5月にかけて顧客である高齢女性の通帳から15回にわたり計約396万円を引き出し盗んだとして、8月に時津警察署に逮捕・送検されていました。田崎氏は逮捕時から「女性から依頼されて引き出し、全額を渡した」と一貫して容疑を否認しており、長崎地検は9月に処分保留で釈放したのち、8日付で不起訴処分としていました。

提出された告訴状によりますと、田崎氏は22日間にわたって勾留され、録音や録画が行われない密室で虚偽の自白を強要されるなどの不当な取り調べを受けたとして、時津警察署長や取調官らの行為が特別公務員暴行陵虐罪などにあたると主張しています。さらに、取り調べでの「政治生命は終わった」などの発言が公職選挙法違反にあたると訴えているほか、被害届を出した女性とその家族に対しては名誉毀損罪や虚偽告訴罪などに問うとしています。

田崎氏は「警察署は可視化されない状態で陵虐行為を行った。問題提起をして無実の人が刑事事件に巻き込まれず、冤罪が起きないような国にしてもらいたい思いで提出した。色々な角度からこの事件を見てほしい」と話しており、告訴の詳細については10月13日の記者会見で説明するとしています。

今回の告訴に対し、長崎県警監察課および捜査1課は、いずれも「告訴状が出された事実を把握していないためコメントできない」としています。