水戸市立保育所で保育士が園児の頭を上履きで叩く不適切行為 市は虐待と判断

茨城県水戸市は2026年9月29日、市立平須保育所で会計年度任用職員の保育士が園児の頭を自らの上履きで1回たたいたと発表しました。園児にけがはなく、市は本件を虐待と判断し、処分の検討を進めています。

市によりますと、9月9日、同保育所のホールで運動会に向けたバルーンを使った遊戯練習を行った後、片付けを妨げた園児に対し、保育士が脱げた自分の上履きで頭を1回たたいたということです。保育士は「かっとなってたたいてしまった」と話し、反省しているということです。

9月11日、事案を目撃した別の保育士が施設長に報告したことで発覚しました。施設長から幼児保育課へ報告が行われるとともに、同日中に保育士への口頭指導が実施されました。また、9月11日と9月15日に事案の調査および被害を受けた園児の保護者への謝罪が行われ、9月11日から9月18日にかけて事実確認が進められました。その後、9月24日に保護者への説明が行われ、9月28日には保護者説明会が実施されました。

この保育士は複数年勤務していますが、過去に虐待などの問題行動は確認されていません。なお、保育士は9月16日から自宅待機となっています。

再発防止策として、水戸市は保育所保育指針に基づいた定期的な施設内研修の実施や、日々の保育の振り返り・評価を通じて課題を早期改善できる体制を構築するほか、今後の保育についての行動計画(改善計画)を策定する方針です。

高橋靖市長は「児童の安全・安心が最も配慮されるべき保育所において、このような重大な事案が発生したことについて、非常に重く受け止めております。被害にあわれた児童と保護者、また関係する全ての皆様に対し、深くお詫び申し上げます。二度とこのような事案を招かぬよう、再発防止に取り組んでまいります」とコメントしています。

暴行・傷害・銃刀法地方公務員懲戒処分など
公務員ニュースをフォローする

コメント