宮崎県小林市立病院の処置で60歳代男性が死亡 市が責任を認め遺族と和解

宮崎県小林市は9月30日、市立病院で5月中旬に胸腔内にたまった膿を抜く処置を受けていた市外の60歳代の男性が死亡したことを明らかにしました。処置の際に血管を傷つけたことが原因で、市側は責任を認めて遺族に約2660万円を支払うことで和解が成立しました。

同病院によりますと、男性は5月20日に左胸の痛みや発熱を訴えて一般外来を受診しました。検査で胸腔内に膿がたまっていることが分かり、医師が胸腔内に管などを挿入して膿を抜く処置を行っていたところ、血管を傷つけて出血多量で亡くなったということです。

遺族と9月上旬に和解したことを受け、市は9月30日の市議会定例会本会議に和解額の承認を求める議案を追加提案し、全会一致で可決されました。

同病院は現在、外部医師を加えた調査委員会を設置して検証を進めているということです。坪内斉志・市病院事業管理者は「心よりおわび申し上げ、再発防止と信頼回復に努める」としています。