八代市の児童いじめ訴訟で熊本地裁が市に一部支払いを命じる判決

2022年に熊本県八代市の児童が担任教諭からいじめを受けたとして、市に損害賠償を求めていた裁判で、熊本地裁は一部の支払いを命じる判決を言い渡しました。

訴えを起こしていたのは、4年前に熊本県八代市立の小学校に通っていた当時小学3年生の男子児童です。

判決などによりますと、児童は担任教諭が同級生による児童への暴力行為を黙認し助長したほか、真冬に濡れた衣服のまま帰宅させられるなどのいじめを受けたとして、八代市に対し550万円あまりの損害賠償を求めていました。

判決で熊本地裁の平井健一郎裁判長は、暴力行為を黙認したことは仲直りの目的であったとしても違法などとして、八代市に11万5500円の支払いを命じました。

一方で、ほかの行為については十分な証拠がなく違法と認められないとして請求を棄却しました。

八代市は、判決内容を確認中で現時点ではコメントはできないとしています。