熊本県教委が教職員2人を懲戒処分 女性へのわいせつ行為で小学校長を停職6か月

熊本県教育委員会は6日、教職員2人の懲戒処分を発表しました。熊本県県央地域の公立小学校に勤務する50代の男性校長を停職6か月、県央地域の高校に勤務する24歳の男性教諭を減給10分の1(3か月)とするもので、いずれも6日付の処分です。熊本県教委が本年度公表した教職員の懲戒処分は計4件となりました。

熊本県教委の学校人事課によりますと、停職6か月の処分を受けた男性校長は今年8月、業務で知り合った女性を含めた男女3人で熊本県熊本市内の飲食店で飲酒・飲食をしました。その後、帰宅途中に女性を送るため熊本市電の停留所まで2人で移動した際、女性に突然正面から抱きついてキスをしたということです。翌日に女性が熊本県教委へ被害を申告したことで発覚しました。校長は酒に酔っていて明確な記憶はないとしつつも、女性が被害を申し出ているのであれば事実だと思うとし、「被害に遭われた方に心より深くお詫びします」などと話しているということです。

また、減給10分の1(3か月)の処分を受けた24歳の男性教諭は、今年5月から6月頃、部活動で指導する教え子の女子生徒とSNSやコミュニケーションアプリで私的なやりとりを重ねました。さらに、ファストフード店やコンビニの駐車場に止めた自家用車内で5回ほど、食事や会話を行ったということです。教諭は「生徒に恋愛感情を持っていた」と話しており、その後の調査で互いに恋愛感情があったことも分かっています。男性教諭は6日付で退職願を提出しました。

今回の処分を受け、熊本県教育委員会の越猪浩樹教育長は「断じて許されない行為で、特に学校現場の責任者である校長が、このような事態を引き起こしたことは極めて遺憾。信頼回復に向け、教職員の綱紀の保持や服務規律の徹底に万全を期す」とのコメントを出しました。また、高岡成佳学校人事課長も「このような不祥事が発生し、児童生徒、保護者をはじめ、県民の皆様に深くおわび申し上げます」と陳謝しました。