女子中学生のわいせつ動画を購入・所持した疑い 公立小学校教諭ら4人を書類送検

当時13歳だった女子中学生の裸などが写ったわいせつな動画を購入・所持したとして、千葉県野田市の公立小学校教諭(38)や東京都国分寺市の私立高校元教諭(37)ら男性4人が、児童買春・児童ポルノ禁止法違反などの疑いで警視庁に書類送検されました。

ほかに書類送検されたのは、埼玉県幸手市の会社役員(50)と東京都北区の無職の男性(40)です。警視庁は、4人がSNSを通じて動画の購入や情報交換をしていたとみて調べています。

捜査関係者などによりますと、4人は2025年6月、東京都内の中学2年生だった女子生徒(当時13歳)の裸などが写った動画を、それぞれ5000円で購入し、スマートフォンやハードディスクなどに保存していた疑いが持たれています。動画は約1時間にわたり、女子生徒が裸になったり、わいせつなポーズをとったりする様子が収録されていたということです。

動画を撮影・販売したとみられるのは、芸能関連会社の元社長、粟津彰被告(51)です。粟津被告は、女子生徒に金銭を渡してみだらな行為をしたうえ、その様子を撮影した動画を販売した疑いなどで逮捕・起訴されています。

警視庁によりますと、4人は粟津被告が配信サイトなどを通じて動画の購入を呼びかけた際に応じ、購入していたとみられています。4人は以前から粟津被告とSNSなどを通じて交流し、わいせつな動画を繰り返し購入していた可能性もあるということです。

また、公立小学校の教諭ら一部の人物と粟津被告は、SNS上で「美少女研究所」と称するトークルームを設け、動画の感想などを共有していたとされています。警視庁は、こうしたSNS上のつながりについても調べています。

警視庁の任意の事情聴取に対し、4人はいずれも容疑を認めているということです。公立小学校の教諭は「性的に興奮を覚えた」などと話し、元教諭も、未成年者のわいせつな動画を視聴・所持することについて、倫理的に問題があると理解していた趣旨の説明をしているということです。

さらに、埼玉県幸手市の会社役員は、当時17歳だった女子生徒の着用済み下着を2万円で購入した疑いも持たれています。

警視庁は、4人の自宅などを捜索しており、このうち3人の関係先からは、別の少女のものとみられる動画も複数見つかったということです。

動画に写っていた女子生徒は、SNSを通じて粟津被告と知り合ったとされ、当時について「すべてが投げやりな気分になっていた。動画が出回ってほしくない」と話しているということです。

警視庁少年育成課は、わいせつな動画がインターネット上に拡散されると、被害者が長期にわたって傷つくおそれがあるとして注意を呼びかけています。また、教員による盗撮などの事案が後を絶たないことにも触れ、現職の教員による対策の仕組みづくりが必要だとしています。