青森県内の私立高校女子剣道部において、男性監督が複数の部員に暴言や体罰を行い、退部に追い込んでいた疑いがあるとして、県高体連が事実確認を進めていることが8日、東奥日報による関係者への取材で分かりました。同校は取材に対し、監督による暴言や体罰の存在を否定しています。
元部員の保護者によりますと、監督は昨年以降、当時の部員に対し、他の部員がいる前で「お前、陰で俺の悪口言ってんだろ。お前は俺のこと嫌いだもんな」と発言したほか、痩せた姿を鶏がらに例えたり、「努力もしないから、いつも負けるんだ」などと声をかけたりしたということです。さらに稽古の際には、面の部分を竹刀の根元で必要以上に殴打したり、面の後頭部をつかんで引きずり回したりしたとされています。この部員は医療機関でストレスに伴う適応障害などと診断を受けました。
また、過去に退部した別の元部員の保護者も、娘が監督から「頭おかしいんじゃないか」「何の役にも立たない」と言われるなどしたと説明しています。
県高体連の担当者は、外部の複数の保護者から情報提供を受けて該当校に連絡し、事実確認を行っているとしつつも、現時点では詳細について回答できないとしています。
一方、同校は書面にて、監督の暴言や体罰について該当する事実は確認されていないと否定しました。その上で、生徒や保護者が指導の場面で不安を抱いたという事実については学校として重く受け止めているとしています。
