三重県鈴鹿市は9日、親睦会費を着服した産業振興部副主査級の30代男性職員と、知人女性につきまとうなどの行為をした健康福祉部主査級の30代男性職員の2人を、同日付で懲戒免職処分にしたと発表しました。
市によりますと、産業振興部の男性職員は職員が参加する親睦会の会計担当を務めており、2023年11月から今年6月にかけて、親睦会費の口座から21回にわたって計184万3000円を引き出し、自宅ローンの支払いなどの生活費に充てるため私的に流用していたということです。なお、この費用はその後、全額返済されています。
一方、健康福祉部の男性職員は、知人女性に対して暴言や卑わいな画像を複数回送信したほか、金銭の要求を繰り返すなどの行為を行っていました。今年7月にストーカー規制法違反の疑いで逮捕された後、示談が成立して不起訴となりましたが、市の聴き取り調査において、嘘をつかないと同意していたにもかかわらず虚偽の説明をしていました。
今回の処分について、鈴鹿市の末松則子市長は「このような事態を招いてしまったことは誠に遺憾であり、心から深くお詫び申し上げます」と謝罪した上で、「公務員として許されざる重大な故意犯で、市長として重く受け止めている。職員一丸となって、二度とこのような不祥事を起こさない決意を持ち、信頼を一日も早く取り戻せるよう全力で取り組みます」とコメントしています。

