包丁のようなもの突き付け80万円強奪と通報 消防職員の男を虚偽申告の疑いで逮捕

山形県寒河江市で現金80万円が奪われたとする強盗事件の被害を届け出ていた消防職員の男について、警察は事件性がなかったとして、虚偽の申告で業務を妨害した疑いで19日夜に逮捕した。

逮捕されたのは、寒河江市柴橋の公務員で西村山広域行政事務組合消防本部朝日分署に勤務する佐藤光征容疑者(54)。偽計業務妨害の疑いが持たれている。警察の調べに対し、容疑を認めているという。

警察によると、佐藤容疑者は18日午前10時半ごろ、自宅を出た際に包丁のようなものを持った2人組に呼び止められ、現金80万円を奪われたと第三者を通じて通報。さらに車の運転を強要され、約7時間後の同日午後5時50分ごろに大江町左沢の楯山公園で解放されたと説明していた。

関係者によると、佐藤容疑者は公園から歩いて近くの山形県朝日少年自然の家に移動し、その場にいた人に助けを求めた際、手足を縄で縛られ裸足の状態だったとされる。

警察は強盗事件として周辺の聞き込みや防犯カメラの解析を進めていたが、捜査の結果、事件は発生していなかったと判断。虚偽の申告をした疑いが強まったとして逮捕に踏み切った。

西村山広域行政事務組合消防本部は20日午後1時半から記者会見を開く予定としている。

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消防業務妨害

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