宮城県白石市で10月、消防団の団員2人がはしご乗りの練習中に大けがをした事故をめぐり、山田裕一市長は30日の定例会見で、消防団から再発防止策などをまとめた報告書の提出を受けた上で、活動再開の時期を判断する考えを示しました。
山田市長は会見で、「このような大きな事故になってしまったことを、本当に重く受け止めている」と述べました。
この事故は10月3日、「鬼小十郎まつり」の会場近くで白石市消防団の団員がはしご乗りの練習をしていたところ、はしごが折れ、40代の男性2人がひざや腕の骨を折る大けがをしたものです。
はしご乗りは、高さおよそ7メートルのはしごの上で、消防団員が命綱をつけずに技を繰り出すもので、20年以上、市内の祭りなどで披露されてきたパフォーマンスです。
一方、昨年5月にも落下事故が起きていて、消防団では現在、活動を停止した上で安全対策の見直しを進めていました。
10月30日の定例会見で山田市長は、活動再開の時期について、消防団から再発防止策などをまとめた報告書の提出を受けた上で判断するとの考えを示しました。その上で、新年恒例の「出初め式」については、けがをした団員の回復が最優先だとして、「披露するのは難しいのでは」と述べました。


