2023年に島根県邑南町のレジャー施設「瑞穂ハイランド」で発生したウォータースライダーでの児童死亡事故を巡り、邑南町は事故に関与した職員3人に対する懲戒処分を行い、2026年8月7日付で公表しました。
懲戒処分を受けたのは、当時現場にいた公民館主事の係長級職員と主事級職員の2人で、処分内容はともに減給10分の1(3か月)です。2人は事故当日の現場スタッフの統括や安全管理監督、適正な人員配置を行うべき立場であり、事故直後の救急要請や心肺蘇生などで現場責任者としての適切な対応や指示ができていなかったとされています。2人は2026年4月2日付で業務上過失致死罪による罰金30万円の略式命令が確定していました。また、当時の上司である課長級職員についても、事前に十分な指導や確認を行わなかったとして、管理監督責任を問われ戒告処分となりました。
この事故は2023年8月24日、邑南町公民館の共催事業において、手作りウォータースライダーのゴール付近に座り込んでいた当時小学3年生の男子児童に、後方から滑走してきた別の児童が衝突したものです。被害児童は頭部外傷を負い、翌25日に死亡しました。
処分の発表に際し、邑南町の大屋光宏町長はコメントを出し、亡くなった児童への哀悼の意と遺族に対するお詫びを表明しました。町長は安全管理体制の不備による責任の重さを認め、再発防止策の徹底と信頼回復に努める考えを示しました。

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