静岡県三島市で介護保険料還付金の振込誤り 105人に過不足が発生

静岡県三島市は9月10日、介護保険料還付金の事務手続きに誤りがあり、還付対象者105人の口座に対して過不足のある金額を振り込んでいたことが判明したと発表しました。

誤りが判明したのは、8月31日付で振込処理が実施された介護保険料還付金の事務手続きです。複数の還付対象者から、実際に振り込まれた金額と還付金支払通知の記載額が異なっている旨の連絡が三島市役所にあり発覚しました。

原因は、事務処理システムから対象者151人のデータを抽出し支払いデータを作成する際、表計算ソフトを用いた手作業での加工過程で一部のデータを削除したことです。これにより、支払い対象者の口座情報と支払金額の組み合わせにずれが生じ、多数の過不足が発生しました。誤りが確認された105人のうち、振込金額が不足していたのは54人で不足額は計35万200円、過大に振り込まれていたのは51人で過大額は計35万200円でした。

三島市は10日、誤りがあった還付対象者105人に対してお詫び文を送付しました。金額が少なかった54人には同日中に不足額の追加振込を完了しています。一方、金額が多く振り込まれた51人に対しては、介護保険料還付金をめぐる詐欺事件が多発している背景を踏まえ、担当課の職員が電話連絡を行った上で戸別訪問し、超過分の返金を依頼するとしています。

三島市介護保険課は、還付金支払い事務における手作業がミスを引き起こしやすいとして、集計を自動処理できるシステム化の検討を進める方針です。同時に、目視や手作業による加工を減らす処理手順の改善に取り組み、職員による確認を徹底して再発防止に努めるとしています。

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