宮崎県赤十字血液センターが、献血バスの業務に携わる職員2人に対し、労使間の取り決めを超える時間外労働をさせていたとして、宮崎労働基準監督署から是正勧告を受けていたことが分かりました。勧告は5月下旬に行われました。
同センターによりますと、労使間では時間外労働などに関する「36協定」を結んでおり、臨時的な特別の事情がある場合に認められる「特別条項」として、時間外労働を「月60時間」「年540時間」「月45時間超は年6回まで」と定めていました。
しかし、2025年度に1人は「月60時間」を4時間以上上回る月が2回、「年540時間」を26時間余り上回っていたほか、もう1人は「月45時間超」が年8回あったと指摘されました。
同センターは7月末に是正報告書を提出しました。内容は明らかにしていませんが、取材に対し「勧告を真摯に受け止め、受付時間の見直し、業務体制の見直しなどに取り組む」とコメントしています。
また、14地域の血液センターに支部がある日本赤十字労働組合によりますと、規定の昼休みが確保できない点や、早出残業が前提になっている点について各地から声が上がっており、本社側に改善を求めてきたということです。同労組が今年実施したアンケートでは、回答のあった7支部のうち計158人が25年度に36協定を超える時間外労働を行い、6人は月45時間超の残業が7回以上であったことが報告されています。



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