石川県教育委員会は19日、県立校7校のウェブサイトで、児童生徒や教職員、卒業生、保護者など計138人の個人情報が外部から閲覧できる状態になっていたと発表しました。いずれも現時点で二次被害や悪用、漏えいは確認されていません。
県教委によりますと、県立盲学校のサイトでは、児童生徒や教職員、卒業生ら110人の氏名、成績、出欠状況、保護者の氏名などが含まれた38のファイルが、1月以降に検索エンジンなどを通じて閲覧可能な状態となっていました。教職員専用の非公開ページで情報を共有していましたが、1月のシステム改修以降、教職員が誤って公開設定のままファイルをアップロードしていたことが原因です。8月9日に匿名のメールによる情報提供があり判明しました。
県教委は4月に内規を策定し、サイトの非公開ページで個人情報を共有しない運用へ変更していましたが、同校では4月以降も従来の運用を継続していました。
盲学校の事案を受けて県教委が9月上旬に全県立校54校を点検した結果、金沢二水高校、内灘高校、飯田高校、ろう学校、錦城特別支援学校、七尾特別支援学校の6校でも、13のファイルに児童生徒や教職員など計28人分の氏名や生年月日などの情報が含まれ、外部から閲覧可能になっていたことが分かりました。一部は少なくとも過去数年間同じ状態にありました。こちらの6校はいずれも、過去にファイルを削除する際、サイト上から完全に削除しきれていなかったことが原因でした。
7校はサイト上から該当するファイルを全て削除し、関係する児童生徒や保護者に説明と謝罪を行いました。また、県教委は19日に臨時の校長会を開催し、個人情報の適切な取り扱いと内規の遵守徹底を指示しました。
石川県教育委員会の塩田憲司教育長は「今回の事案を重く受け止め、情報管理とホームページの適切な運用を徹底し、再発防止に努める」とコメントしています。

