福岡県大牟田市消防本部は、道交法違反(酒酔い運転)の疑いで摘発された警防課の20代の消防士長の職員を、21日付で懲戒免職処分にしたと発表しました。この職員は2日付で送検されています。
消防本部によると、職員は8月24日午後9時半から翌25日午前2時ごろにかけて、福岡県大牟田市内の飲食店でハイボールやカクテルを合わせて約12杯(ハイボール6杯、カクテル6杯)飲酒しました。その後、近くの駐車場に駐車していた乗用車内で午前6時ごろまで睡眠をとり、車で自宅へ向かったところ、市内の交差点で信号停止中に眠り込みました。
駆けつけた福岡県警大牟田署員が実施した検査により、呼気1リットルあたり0.53ミリグラムのアルコールが検出されました。職員は消防本部の聞き取りに対し、睡眠をとったことで「大丈夫だろうと認識していた」と話しているということです。
この事態を受け、福岡県大牟田市消防本部の吉田尚幸消防長は21日に記者会見を開き、「市民の信頼を著しく損なうもので、極めて重く受け止めています。再発防止に努め、市民の信頼を取り戻せるよう職務に全力を尽くします」と述べました。また、関好孝市長は「極めて危険な行為。市を挙げて再発防止に取り組む」との談話を発表しました。
消防本部では今月、職員を対象に警察官を講師とした研修を実施するなど、飲酒運転の再発防止に取り組んでいるとしています。

