千葉県流山市は、市が設置し指定管理者が運営する市内の学童クラブにおいて、放課後児童支援員による児童虐待事案が発生したと発表しました。市は利用児童や保護者、市民に向けて深くお詫びを述べるとともに、今後は再発防止の取組を徹底するとしています。
発表によると、2026年8月10日の活動時間中、児童間のトラブルについて事情を聞くため、放課後児童支援員が別室へ移動するよう促したところ、児童がこれに応じずに口論となりました。同じフロアにいた別の放課後児童支援員がその様子を察知して駆け付け、冷静さを欠いた状態で怒鳴りながら児童の胸ぐらを掴む行為がありました。結果的に被害児童が退所に至ったことから、心理的影響があったものとして、市はこれを虐待と認定しました。
本件に関する経過は以下の通りです。
– 2026年8月25日:本件に関する通報が市に入る。
– 2026年8月25日~2026年9月7日:調査を実施。
– 2026年9月24日:虐待と認定。
– 2026年9月30日:指定管理者に対し、文書による指導を実施。
– 2026年10月20日:当該学童クラブの利用児童の保護者に対し、説明会を実施。
市は今後の対応として、指定管理者に対し職員研修の実施や職員の配置体制の見直しなどの指導を行いました。また、学童クラブの運営が適正に行われているかを確認するため、市職員による定期的な巡回を実施する予定です。さらに、市内全学童クラブの指定管理者に対し、市の不適切保育の通報先を周知するよう指導を行ったほか、子どもとの適切な関わり方について市主催の研修を今年度実施する予定としています。
なお、施設の特定を防ぐため、施設名などは非公開とされています。

