海上自衛隊呉地方総監部は2026年7月30日、部下の隊員に日常的に暴言を浴びせるなどのパワハラ行為を行ったとして補給艦「とわだ」の50代の2等海曹を停職1ヶ月、行政文書を自身のスマートフォンで撮影し保存したとして輸送艦「おおすみ」の20代の3等陸曹を停職3日の懲戒処分にしたと発表しました。
発表によりますと、補給艦「とわだ」の50代の2等海曹は、2020年6月から12月ごろまでの間、当時所属していた部隊の部下に対し日常的に「はげ・汚い・やめろ」といった暴言を浴びせたほか、2020年12月18日午後1時43分ごろには指導の際に左尻を蹴る暴行を加え、身体的・精神的苦痛を与えるとともに職場の雰囲気を悪化させたとしています。
50代の2等海曹は「私はパワーハラスメントに該当する行為を行った認識はありません。しかし本調査における結果は、いかなるものでもこれを真摯に受け入れる所存です」とコメントしています。これに対し、補給艦「とわだ」艦長の岡田周作1等海佐は「ハラスメントの根絶に向けて取り組んでいる中で本事案が発生したことを重く受け止めております。これまで以上に隊員に対する教育指導を徹底し、同種事案の再発防止に努めてまいります」と表明しました。
一方、輸送艦「おおすみ」の20代の3等陸曹は、当時所属していた部隊で自身の業務に関する行政文書をスマートフォンで撮影しデータを保存していました。
20代の3等陸曹は「今後の勤務に使用するために撮影した。行政文書という認識がなく、流出しなければ問題ないと思っていた。指摘されるまで違反行為と認識しておりませんでした。今回この件で部隊にご迷惑をおかけし誠に申し訳なく思っています」と説明しています。輸送艦「おおすみ」艦長の山田昌彦2等海佐は「隊員がこのような事案を生起させたことを重く受け止めています。引き続き情報保全等を含む服務教育を徹底し再発防止に努めてまいります」とコメントしています。
なお、呉地方総監部は広島県呉市に所在しています。



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