海南医療センター職員を患者からの窃盗で懲戒免職 海南市

和歌山県海南市は2026年10月30日、市が運営する海南医療センターの医療技術局で医療技術職員として勤務していた20代の男性職員を、同日付で懲戒免職処分にしたと発表した。

市や病院によると、当該職員は2026年9月7日の午前11時ごろ、入院患者が複数いる病室に入り、鍵のかかっていない個人用の引き出しやかばん、封筒から、入院患者2人の現金あわせて4万円を盗んだ疑いが持たれている。事件当時、病室には誰もいない状態だった。

翌日、現金がなくなっていることに気づいた患者2人が警察に被害届を提出した。後日、警察から事情聴取を受けたことをきっかけに医療センター側が本人に事情を尋ねたところ、「私が盗んだ」「魔が差してしまった。とんでもないことをしてしまい反省している」と話し、窃盗を認めたという。

海南市は、地方公務員法に違反するとして同日付で懲戒免職処分としたほか、管理監督責任を問い、課長級職員1人を文書による訓告、別の課長級職員1人と総括班長級職員1人を文書による厳重注意処分とした。

海南医療センターは、病院の信用を失墜させ、心よりお詫び申し上げる。今回の不祥事は医療従事者・公務員にあるまじき行為であり、事態を重く受け止め、改めてコンプライアンスの徹底や職員の倫理研修、再発防止策の策定など、全職員一丸となって信頼回復に全力を挙げる旨のコメントを発表している。

窃盗・強盗医療関係者懲戒処分など
公務員ニュースをフォローする