兵庫県の神戸市民病院機構は30日、医療センター中央市民病院で水頭症の治療を受けていた70代の女性患者に対し、体内に装着した器具の状態確認を2度にわたって見落とす医療事故が発生したと発表しました。
病院側は3月にMRI検査を実施した際、体内の器具の状態を確認せず、女性患者は慢性硬膜下血腫を発症しました。5月に緊急手術を実施した後の検査においても確認を怠っており、女性患者には歩行障害などの症状が見られましたが、現在は症状が改善し退院しています。
さらに同機構は、西神戸医療センターへ通院していた70代の男性患者に対し、処方薬の記載漏れが原因で急性腎不全を発症させ、20日を超える入院治療を要する医療事故が起きたことも公表しました。男性患者は3月に甲状腺機能に関する疾患で受診した際、電子カルテへの処方登録時に必要な薬剤の入力を失念し、約2カ月後に急性腎不全を発症しました。その後、治療を受けて回復したということです。


