高知県室戸市は28日、部下の職員に対してパワハラ行為を繰り返したとして、室戸市消防本部の消防士長を戒告の懲戒処分にしたと発表しました。
室戸市によりますと、消防士長は2010年ごろから2025年にかけて、同じ隊に所属する部下の職員を中心に、感情的な叱責や不適切な暴言を吐いたり、訓練中に生じた個人のミスに対するペナルティとして関係のなかった複数名に腕立て伏せなどの必要以上の訓練を強要したりしたということです。
2025年3月28日から4月22日の間、複数の職員からパワハラを受けたと市の総務課へ報告があったことで発覚しました。市が消防職員への聞き取り調査などを行った結果、パワーハラスメントに該当すると認定されました。
市の調査に対し、消防士長は「厳しく叱ったつもりだ」と話しているということです。今回の戒告処分に伴い、消防士長に今年12月に支払われる予定の勤勉手当(ボーナス)が減額されることになります。なお、室戸市は規定を理由に消防士長の年齢や性別を公表していません。
また、監督立場にある消防長に対しては再発防止を求める厳重注意の措置が行われました。
室戸市の植田壯一郎市長は「市民の皆様の信頼を大きく失う行為であり、大変申し訳なく思っており、深く心からお詫び申し上げます。今後は再びこのようなことが起きないよう、全職員に対し改めて法令遵守と服務規律の徹底を図り、市民の皆様の信頼回復に努める」とコメントしています。



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