福島県福島市は、予防接種業務を委託している医療機関において、生後2か月の男児に対してワクチンを誤って接種する事案が発生したと公表しました。
福島市によりますと、誤接種があったのは10月13日です。5種混合ワクチンを接種した生後2か月の男児に対し、用法を誤って接種を行いました。
本来の正しい手順は、瓶に入った粉末製剤に注射器に入った液体製剤を注入して混和させ、それを注射器で吸い上げて接種する仕組みとなっています。しかし今回は混和させず、液体製剤のみを先に接種しました。その後、瓶が未開封であることに気づいた医師が、市やワクチンメーカーへ確認を行わずに自己判断で粉末製剤を生理食塩液で溶解し、2回目の接種を実施したということです。
男児が複数の予防接種を受ける予定であったため、複数の看護師が準備を担当したことにより引継ぎの不備が生じたことが原因とされています。
男児の健康状態に異常は確認されていません。福島市は市内の医療機関に対して本事案の情報共有を行い、再発防止を呼びかけるとしています。


