試験での不正行為や部隊内での必要な面談を実施しなかったとして、海上自衛隊大湊地方総監部は懲戒処分を発表しました。
青森県むつ市に拠点を置く大湊地方総監部によりますと、護衛艦の支援などを行う多用途支援艦「すおう」所属の30代の3等海曹は、今年3月に行われた筆記試験で不正行為を行ったとして、1か月の減給15分の1の処分を受けました。
神奈川県横須賀市にある横須賀教育隊で海曹としての基本的な素養を学ぶ際に行われた筆記試験において、試験の内容を記載した消しゴムを見ながら解答していたところを試験官が発見し発覚したということです。この自衛官は「試験で欠点を取りたくないという思いで不正をしてしまった」と話しているということです。
また、大湊基地を母港とする護衛艦「ちくま」所属の30代の尉官の自衛官は、昨年4月1日から9月30日までの間、上司として部隊内の業務上の目標や役割の認識を共有するための面談を実施しなかったとして、1か月の減給30分の1の処分を受けました。部隊で実施されたコンプライアンスに関するアンケート調査によって発覚したもので、理由について「突発的な業務が集中し、自身の業務管理ができなかった」と説明しているということです。
それぞれの自衛官の責任者は「隊員に対する教育、指導を継続して行い信頼回復に努めます」などとコメントしています。

