徳島県阿南市の中学校で10月2日、授業中に男性教師が男子生徒から暴力を振るわれ、大けがを負ったことが分かりました。
学校や阿南市教育委員会などによりますと、10月2日午前中、男性教師が1年生の生徒に対して指導を行った際、生徒が反発し教師に背負い投げをするなどの暴力を振るいました。教師は意識があったもののその場で動けなくなり、教頭の通報により駆けつけた救急車で市内の医療機関へと搬送されました。教師は現在、自宅療養を続けています。
授業中の出来事であったため現場を目撃した生徒もおり、生徒や保護者の間で動揺が広がっています。これを受け、学校は10月15日に保護者説明会を開催し、経緯や今後の対応について説明しました。学校側は不安を抱く生徒に対応するため、教職員に対して一人ひとりに目を配るよう改めて指示したほか、市教委とともにスクールカウンセラーの訪問や巡回を増やすなど、生徒の心のケアに向けた対応を検討しています。
校長は「今回の事態は大変深く受け止めている。関係機関と連絡を取りながら、生徒や教職員が安心して過ごせる学校作りに努める」とコメントしています。また、阿南市教育委員会の坂本和裕教育長は「このような事案が発生したことは誠に遺憾。誰もが安心して学べる環境を、学校や関係機関と連携して構築していきたい」としています。


