能美市立浜小学校で男性教諭が児童に体罰 市教委が訓告措置

石川県能美市の市立浜小学校で6月、音楽の授業中に男性教諭が2年生の女子児童に対し、「どうするんや、音楽やめるのか、できるのか」などと発言し、あごや腕をつかむ体罰を行っていたことが19日、分かりました。能美市教育委員会は一連の行為を体罰と認め、当該教諭に対して訓告の措置を行いました。

保護者や市教委などによりますと、授業中、女子児童が後ろの席との間隔が狭く座りにくかったため、後ろを向いて位置を調整していたところ、男性教諭が女子児童の机を強く押しました。その後、腕をつかんで前を向かせ、指導を行う中であご付近を2、3回つかんだとのことです。

当初、校長らの聴取に対して教諭にあごをつかんだことなどの報告はありませんでしたが、保護者から学校へ問い合わせがあったため校長らが再確認したところ、教諭は行為を認めました。

保護者は、腕をつかまれた際に体が引きずられて膝に擦り傷ができたほか、あごをつかまれたことで歯の詰め物が外れたと主張しています。また、「事案が発生してから2週間も連絡がなかったのは隠蔽と感じる。子どもが安心して通える学校にしてほしい」と述べています。

任命権者である石川県教育委員会は、過去の事例などを踏まえ、今回の体罰について減給や戒告などの懲戒処分には該当しないと判断しました。服務監督者である市教委が訓告の措置を実施しています。市教委は措置内容を公表していませんが、保護者によりますと、校長も厳重注意の措置を受けたということです。

市教委学校支援課は「保護者や児童の思いに寄り添えるよう、再発防止策を進める」とコメントし、県教委教職員課は「体罰がないよう取り組んでいく」としています。

暴行・傷害・銃刀法教職員懲戒処分など
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