松江市の小学校で児童48人分の個人情報含む書類紛失 市教委が発表

島根県松江市の教育委員会は、市内の小学校で2クラスあわせて48人分の児童の個人情報を含む書類を紛失したと明らかにしました。現時点において、第三者による不正使用などは確認されていないとしています。

書類を紛失したのは松江市立の小学校1校で、対象となったのは現在の4年生1クラスと5年生1クラスの計48人分の安定ヨウ素剤の服用確認書です。この書類は、原子力災害時に放射性ヨウ素による内部被ばくを低減させる安定ヨウ素剤を学校が児童に服用させる際の保護者の同意書にあたり、児童と保護者の氏名、既往歴や薬の服用状況、同意の有無が記載されています。

書類は通常、児童が入学した年に提出を受けて在学中に学校が管理することになっていますが、9月末に今年度転入した児童から提出された書類を職員が校内の保管庫に入れる際、48人分の書類がないことが判明しました。学校は16日と17日に該当児童の保護者へ説明と謝罪を行い、書類の再提出を依頼しています。

市教委が市内の全小中学校と市立高校に書類の確認を行ったところ、ほかに紛失の事例はなかったとのことです。これまでは書類の管理を学校ごとに任せていましたが、今後は統一マニュアルを作成して管理していく方針を示し、開かれた臨時校長会で市立の全学校に通達しました。

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