神奈川県厚木市にある県立の医療・介護施設「七沢療育園」で、30代の男性看護師が入所者の頭にバケツをかぶせる虐待行為をしていたことが分かりました。県が28日に発表しました。
県によると、3日午後8時15分ごろ、6人が生活する部屋で、あおむけで横たわっていた50代の男性利用者の頭に約1分間バケツをかぶせました。巡回していた別の職員がその場面を目撃し、上司に報告して発覚しました。
男性看護師は施設の調査に対し、利用者が大きな声を出し続けて消灯時間が迫り焦ったとし、「声を抑えるためにやった」「自分の声の大きさを自覚してもらうためだった」「静かになるのではと思った」などと説明しているということです。
施設側は5日に男性と家族に謝罪しました。園の職員全員を対象に聞き取り調査を実施しましたが、この職員による同様の不適切な行為はほかに確認されていないということです。吉橋学園長は「利用者全員と家族に不安な気持ちを与えた」と述べています。
男性看護師は現在自宅待機となっており、県はほかの利用者に同様の行為がなかったかなどを含め、引き続き調査を行う方針です。


