愛知県一宮市は29日、子ども家庭部保育課に勤務する65歳の男性の会計年度任用職員を、同日付で懲戒免職処分にしたと発表しました。勤務時間中に公用車で自宅や商業施設に立ち寄り、常態的に無断で休憩を取っていたことが理由です。
市によると、男性職員は公用車で市内の保育園を巡回し、連絡文書の配達や回収、園庭の整備などの業務を担当していました。2024年4月から2026年10月にかけて、544回にわたり勤務時間中に自宅や商業施設へ行き、1日1時間の昼休憩とは別に1時間から2時間ほど無断で休憩を取得していました。契約時間より多く休憩していた総時間は計971時間に及びます。業務自体に滞りはなかったとされています。
9月に市民から「一宮市と書かれた車が頻繁に3時間ほど止まっている」との情報提供があり、問題が発覚しました。市の調査に対して、男性職員は「仕事に対する認識の甘さで行った」、「3年くらい前からほぼ毎日休憩していた」と認めています。
市は男性職員に対し、無断で休憩していた分の給与として約145万から約146万円の返納を求めており、本人は返還に応じる意思を示しています。

