大阪府泉南市で2022年3月、中学1年の男子生徒がいじめを受けて自殺した問題をめぐり、市教育委員会は今月30日、生徒の死亡直後の対応に重大な過失があったなどとする総括案を市議会に報告しました。
この問題では、発生当初に学校側が、生徒の訴えがあいまいでいじめは確認できなかったなどとしていました。しかし、おととしに市の第三者委員会がいじめを認定し、学校側の対応に問題があったと指摘していました。
これを受けて遺族の意向を反映し、市教委は直後の対応について組織的判断の誤りや危機意識の欠如があったとし、重大な過失があったとする総括案をまとめました。
報告の場では、泉南市教委の桐岡秀明教育部長が、学校が警察からの連絡によって事態を把握したあとも、自らの主体的な意思をもって亡くなった生徒への弔意を示すことができなかった点について、反省すべきであると述べました。
市教委は、今年度中に再発防止策を策定する方針です。

