国家公務員試験に強い大学 総合職1位は東京大学 一般職1位は岡山大学

朝日新聞出版の「大学ランキング2027」に掲載された2025年のデータから、国家公務員採用総合職試験の合格者数と国家公務員一般職の採用者数の大学別実績が公表されています。

国家公務員総合職は、政策の企画・立案や法案作成、予算編成などを担う職種です。2025年度の試験は春と秋を合わせて申込者数1万7942人、合格者数2219人で、倍率は8.1倍となりました。

総合職試験の合格者数ランキングで1位となったのは東京大学です。2位は京都大学、3位は早稲田大学、4位は東北大学、5位は北海道大学と続きました。

6位は慶應義塾大学、7位は中央大学、8位は立命館大学、9位は大阪大学、10位は東京科学大学が入りました。

近年では、労働環境への懸念や高給を提示する民間企業志向の高まりなどを背景に、総合職試験に合格しても国家公務員を選ばず民間企業等へ就職する事例もあると指摘されています。

一方、総合職が作成した政策や予算などに基づき実務を担当する国家公務員一般職の2025年度試験は、申込者数2万5437人、合格者数8815人で、倍率は2.9倍でした。

一般職の採用者数ランキングで1位となったのは岡山大学でした。岡山大学は総合職試験の合格者数でも42人で16位となっています。

2位は中央大学、3位は立命館大学、4位は広島大学、5位は明治大学と続き、6位には香川大学と関西学院大学が同順位で入りました。8位は関西大学と同志社大学、10位は早稲田大学でした。

一般職の上位に入った国立大学(岡山大学、広島大学、香川大学)はいずれも瀬戸内地域に位置し、法学を学べる学部を有するという共通点があります。

総合職では難関大学が上位を占める一方、一般職では私立大学や地方の国立大学も上位に入り、それぞれに特徴がみられる結果となっています。

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