聖学院大学など3大学が元教員深井智朗氏の論文7編で捏造を認定

聖学院大学(埼玉県)、金城学院大学(愛知県)、東洋英和女学院大学(東京都)の3大学は2026年7月31日、元教員で日本基督教団愛泉教会牧師の深井智朗氏が執筆した論文など7編について、特定不正行為である「捏造」を認定したとする調査結果を公表しました。

今回の調査は、日本学術振興会および国際日本文化研究センターから寄せられた情報提供を受け、3大学が共同で調査委員会を設置し、2025年8月4日から2026年4月30日まで実施したものです。

調査対象となったのは、2009年から2016年に発表された論文など計7編です。調査委員会が根拠資料の所在確認や引用箇所の照合を行った結果、資料の所在が確認できないものや、引用箇所を確認できない事例が多数確認されました。また、深井氏へのヒアリングなどでも疑義を払拭する説明や資料の提示はなく、調査委員会は一連の行為は単なる注意義務違反ではなく故意による「捏造」に当たると認定しました。

3大学は深井氏に対し対象論文など7編の取り下げを勧告するとともに、出版元へ認定内容を通知しました。また、各大学では研究倫理教育の充実や研究審査体制の強化など、再発防止策を進めるとしています。

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