岩手県宮古市の落合久三市議が、同市内の民家のフェンスに乗用車を接触させる事故を起こし、現場から警察へ通報せずに立ち去っていたことが分かりました。道路交通法では事故を起こした運転者に警察への報告を義務付けています。
落合市議の説明によりますと、事故は5月15日午前5時過ぎに発生しました。政党機関紙の配達中、民家のフェンスに車の後部バンパーを接触させ、車を降りて傾いたフェンスを押し戻したものの、早朝であったことから住民への連絡や警察への通報を行わずに次の配達先へ向かったということです。
当日は4月の市議選後初の開会議会で、正副議長を選出する日でした。落合市議は午前9時過ぎに議場に入り、午前10時開会の市議会で議会運営委員長に選任されました。
同日昼に警察から連絡があったことを家族から聞き、午後2時過ぎに宮古署を訪れて事情聴取を受けました。同日夜に市議会事務局長へ経緯を報告し、同日夕と翌16日には被害者宅を訪れて謝罪しました。修理費用を支払い、工事は完了しています。
落合市議は自らの行為が市議会議員政治倫理条例の基準に抵触するとして、6月15日付で議会運営委員長の辞任届を提出しました。しかし、6月24日の議会運営委員会での協議において辞任は認められず、続投となりました。
岩手県宮古市議会では2024年、市議2人が同条例に抵触するとして政治倫理審査会にかけられ、うち1人が辞職しています。



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