滋賀県警大津署は10日、勤務していた病院の入院患者に暴行を加えてけがを負わせたとして、傷害の疑いで滋賀県大津市大萱に住む団体職員の和田やよい容疑者(54)を逮捕しました。
逮捕容疑は2025年12月6日午後5時ごろ、当時看護助手として勤務していた滋賀県大津市玉野浦の瀬田川病院で、入院していた同市の女性患者(89)の顔に何らかの暴行を加え、唇を切る裂傷のけがを負わせた疑いです。調べに対し、和田容疑者は「わざとけがをさせたわけではない」と容疑を否認しています。
警察などによりますと、当時和田容疑者は女性の食事や着替えなどの介助を担当していました。けがをした女性患者が別の病院へ救急搬送され、治療した病院が「故意の傷ではないか」と警察に通報したことで事態が発覚しました。
瀬田川病院は事案発覚後に院内調査を実施し、和田容疑者は2025年12月下旬に依願退職したということです。同病院によりますと、被害を受けた女性患者に後遺症は確認されていません。
瀬田川病院の青木浄亮院長は「患者や家族に多大なるご迷惑とご心配をおかけし深くおわび申し上げます。全職員の再発防止研修や安全管理体制の強化を進め、このような事案が二度と発生しないよう取り組みます」とコメントしています。


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