保育施設元職員の男が起訴内容認める 園児へのわいせつや撮影罪などで福岡地裁

福岡県内の保育施設や幼稚園の元職員である20代の男が、園児の女児にわいせつな行為をしたなどとして逮捕・起訴された事件で、21日午後1時半から福岡地裁で初公判が開かれ、男は起訴内容を認めました。

起訴状などによりますと、男は今年7月、当時勤務していた福岡県内の幼稚園の施設内で、当時3歳の女の子の下半身や胸を触るなどの不同意わいせつな行為をし、自身のスマートフォンでその様子を動画で撮影するなどして児童ポルノを製造した罪などに問われています。男のスマートフォンからは、事件当時の状況が撮影されたとみられる動画などが見つかりました。

被害を把握した福岡県警が男を不同意わいせつ容疑などで複数回逮捕し、男は8月以降、不同意わいせつ罪などで3回起訴されています。警察は、複数の女児に同様の行為を繰り返した疑いがあるとして、余罪を調べています。

21日の初公判で、男は起訴内容を認めました。冒頭陳述で検察側は、男が「おとなしそうな子であれば騒いだり告げ口したりしないだろう」と考えて犯行に及んだと指摘し、弁護側は争わない姿勢を示しました。

RKBの取材に対し、保育施設は弁護士を通じて「回答は差し控える」とコメントしています。

警察庁やこども家庭庁によると、20歳未満に対する不同意わいせつ事件の認知件数は昨年、全国で3261件に上り、このうち未就学児は53件となっています。子どもと接する業務に就く人が加害者となるケースは少なくなく、今年12月には「こども性暴力防止法」に基づき、子どもと接する仕事に就く人の性犯罪歴を確認する新制度「日本版DBS」の運用が始まります。

性的事案みなし公務員・団体職員
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