福山市立大学の准教授が学生の卒業論文を学会発表か 大学が対応検討

広島県福山市にある福山市立大学教育学部の准教授が、学生の卒業研究論文を自らの研究として学会の大会で発表した疑いがあることが、21日までに分かりました。大学側は事態を把握しており、准教授らに経緯を確認したうえで処分も含めて対応を検討しています。

准教授は5月に開催された日本保育学会の第79回大会において、保育現場における情報通信技術(ICT)の導入などをテーマに発表しました。しかし、同学会は今月に入り、ホームページで准教授の発表取り消しを公表しましたが、理由は明らかにしていません。

中国新聞の調査によると、同学会が公表している准教授の発表論文と、同大学教育学部の卒業研究論文要旨集に掲載されている学生の論文要旨を比較したところ、内容は酷似していました。

准教授の発表論文は、学生が卒業研究論文を作成するために保育者の協力を得て収集したアンケート結果を基に構成されています。准教授による学会発表が行われたことで、アンケートの目的外使用に該当する可能性もあります。なお、学生はすでに卒業しているということです。

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